二拠点生活での拠点間の移動費用については、この記事で解説しているますが、出雲ー東京間の移動で飛行機の代替手段として「高速バス」について実体験にもとづき案内します。

先週、東京から出雲まで高速バスで移動したと聞いたけど本当なの?

本当だよ。
翌日の朝9時から在宅ワークする必要が当日の夕方に決まったときに利用したんだ。

東京から出雲までバスだと何時間かかるの?
興味あるわ。

約12時間かな。
東京駅を20時20分に出発して、出雲市駅には翌日の朝8時17分着が定刻ダイヤで、実際は早く出雲市駅には8時過ぎに着いたよ。
高速バスでの移動(一般論)
二拠点生活での拠点間移動の交通手段は、コストや利便性、移動時間などを考慮する必要があります。
メリット:
- コスト: 高速バスは一般的に他の交通手段に比べて費用が安い場合があります。飛行機や新幹線よりも安価な場合があります。
- 便利なアクセス: 多くの都市や地域では、高速バスターミナルが市街地に位置しており、利用しやすい場所にあります。
デメリット:
- 移動時間: 高速バスは飛行機や新幹線などの交通手段に比べると、時間がかかることがあります。とくに長距離を移動する場合は、到着までの時間が長くなることがあります。
- スケジュールの制約: 高速バスのスケジュールは比較的限られていることがあり、急いでいる場合や時間に余裕がない場合には、適切な時間帯の便を見つけることが難しいかもしれません。
- 快適性の不足: 長時間の移動中には、座席の快適性や移動の揺れなどが気になることがあります。
飛行機と高速バスの比較(東京ー出雲)
東京駅を基点としたときの比較:
・飛行機:18時20分羽田発(JAL287便)に搭乗するためには東京駅を17時に出発
・高速バス:余裕をみて20時過ぎには東京駅に到着
東京駅基点の場合、約3時間の違いがあり、この時間で仕事(または会食)が可能です。
出雲市駅を基点としたときの比較:
・飛行機:空港バス(7時10分羽田発のJAL277便の接続バス)の定刻ダイヤで9時25分に到着
・高速バス:定刻ダイヤで8時17分に到着
もしも9時から在宅ワークするなら早朝便の飛行機では間に合いません。
スサノオ号

実際に乗ったのは「スサノオ号(中国ジェイアールバス)」です。
東京駅八重洲口を20時20分に出発して、出雲市駅には8時過ぎに着きました。
定刻ダイヤより10分ほど早く着いたことになります。
途中の足柄SAと蒜山高原SAの二箇所で休憩がありました。
消灯時間は21時なので出発したら比較的すぐに車内は暗くなります。
もちろん足柄SAに着く前には消灯しますので、食事は出発前に済ませておくと良いです。


今回は2階の3列席を利用しました。
1階席は不明ですが、2階席は15名ほどの乗客がいました。
3列席はカーテンで区切られているため一定のプライバシーは確保できます。
また2階席の揺れについては出発時のカーブでは気になりましたが、高速道路に入ってしまえば、問題なしです。
なおトイレは1階にありますが使用しなかったためコメントなしです。


座席のリクライニングは想定より倒れたので寝やすかったです。
電源はUSBで座席の肘掛けにあり、WiFi(無料)は1時間制ですが何度でも利用できるので実質は無制限です(途中で長いトンネルなのかインターネット接続が悪い区間もありました)。
足元の青いライトは消灯後も消えませんが、カーテンはしっかりと遮光なので外からの光が漏れることはないです。
